2011年11月21日

マグロ船ができあがるまで 〜建造過程?〜









いよいよ本日よりマグロ船の建造過程をアップしていきます。
造船は新潟造船株式会社新潟工場にて行われています。


(1)9月3日 部材切断
いよいよ新船建造です。
1枚目の写真は鉄板を各パーツごとに切断してるところです。
基となるパーツはこんな小さいですが、これが集まって全長約57mの船になるというので驚きです。


(2)9月5日 部材小組立
2枚目の写真は1枚目で切断されたパーツをそれぞれ組み立てているところです。
この写真だとまだ船のどこの部分に使われるのかわかりませんね。
いったいどこの部分になるのでしょう?


(3)9月19日 外板 ギョウ鉄
3枚目の写真は外板のギョウ鉄の写真です。

  ※ギョウ鉄とは… 鉄を撓(たわ)める加工。 軸先、艫(とも)、喫水線から船底にいたる部分など、船は曲線をもつ形状に造られる。鋼船はブロック建造したものを組み合わせて出来上がっていく。その硬い鉄板を撓めて曲線を造るのがぎょう鉄、つまり曲げということである。ぎょう鉄の精度(曲げられたあの美しいカーブ)は船のスピード(速度)、燃費にも影響する。

ところがこのギョウ鉄は経験と勘がものをいう熟練の技が必要とされていて、1人前になるのに最低10年かかるという職人技の世界なのです。
実際の工程は写真にあるような木製の型をつくり、その型にぴったり合うように放水菅とガスバーナーを駆使し、加熱&急冷を繰り返すことで鉄板を曲げていきます。
こういった神業とも言える職人技のおかげで日本の造船業は世界最高峰と言われています。
最近では造船業も後継者育成が課題となっているようですが、是非とも若い人に技術を伝承していってまだまだ頑張っていただきたいです。


(4)9月23日 船底の大組立
4枚目の写真は船底の大組立の写真です。
2枚目の写真のパーツをさらに組み立てて形にしていきます。


(5)9月28日 外板取付
5枚目の写真は船底の外板取付の写真です。
4枚目の大組立に3枚目のギョウ鉄した外板を取り付けていく作業です。
写真では屋根のように見えますが、これは上下逆転して取付してますので、実際は上側が船の船底部分にあたります。
ここまでくると段々船の形が見えてきますね。


〜パート?に続く〜



*写真の提供及び掲載を了承してくださいました新潟造船株式会社様に厚く御礼申し上げます。
  

Posted by 促進会 at 17:40岩鮪会

2011年11月21日

ICCAT終了!




トルコ・イスタンブールでおこなわれたICCAT年次会合が終了しました。

今回のICCATは、最後まで静かな雰囲気で、クロマグロの議題がないとこうも違うんだなあと思いました。やはりICCATはクロマグロの会議なんですね。


偶発的混獲種の海鳥について、新たな規制が導入されることになってしまいました。
(2013年7月から適用)

これまでのトリラインに加え、S25以南の大西洋水域では、加重枝縄、夜間投縄、この3つから2つを選択しなければなりません。操業に支障が出なければいいのですが・・・



来年はクロマグロの資源評価の年。ここ数年のクロマグロの好調な漁獲が資源回復を証明していると思います。SCRSでいい解析結果がだされ、本会議において増枠の決定がなされることを期待しています。

ミナミマグロ・クロマグロ、漁獲枠を決めてもそれを守らないあるいは無視するような国があっては意味がありません。日本は世界最大の消費国として、輸入管理を強化し、資源管理をさらに実効性のあるものにしていかなければならないと思います。

いまこそ  見せましょう  消費国の力を 



会議出席の政府代表の方々、業界団体関係者のみなさん、

ほんとうにお世話様でした。 そして、お疲れ様でした  m(__)m


上の写真は、事務局長メスキさん(左)と議長のファビオさん(右)のケーキカット。ファビオ議長はカメラ目線ですね。今回の議長交代を記念しての事務局の配慮だそうです。 そして、中段の写真はボスポラス海峡。とてもきれいなところでした。  

Posted by 促進会 at 15:30促進会本部