かつお・まぐろ促進会のブログ

この画像、築地「すし好」で見かけたポスターです。
「天然マグロへのこだわり！」いい言葉です！
築地すし好さま！本当に有り難うございます。m(_ _)m　


以下、ポスターの文章です。

築地すし好　天然マグロへのこだわり
マグロは完全養殖が難しい魚です。いけすの中で太らせて出荷する畜養が地中海などで盛んに行われていますが、いけすの中では運動量が少なく、締まらなく柔らかい身となってしまいます。暖かい海で畜養されるマグロは、餌を大量に与えられ強制的に脂をつけていきます。
築地すし好は、天然のマグロでしか味わえない独特の酸味のある赤身と、くさみやしつこさのない極上の脂が口の中でじわっと溶け出すトロの味にこだわります。
天然マグロならではの奥ゆかしく深みのあるマグロ本来の味を感じて下さい。

築地すし好HP　http://www.tsukiji-sushiko.com/index.html




近年、養殖マグロ（畜養マグロ）の広報活動におされ、天然マグロへの価値観というものがわからなくなってきていると思います。
地球にやさしい、資源にやさしいマグロとはいったい何なのでしょうか？
大量のマグロを飼育するためには、まずは大量のマグロを捕獲しなくてはなりません。またそれを一度に太らせるためにはそれ相応の餌、すなわち大量の小魚が必要になってくるわけです。生き物を育てるということは簡単ではありません。狭い環境での飼育であります。ストレスや病気などにも注意する必要があります。

大海を泳ぐ天然のマグロたちはいま悲鳴を上げています。餌になる小魚たちが少なくなり、痩せたマグロ、栄養失調のマグロも少なくありません。

この限りある資源を次世代へと繋げていくため…
政治 行政の文句を言ってばかりいては何も始まりません。
私たち漁業者も今まで以上に責任と自覚をもって行動することこそがいま一番必要なことだと思います。

放し飼いの鳥…　
有機野菜…

みなさんは何を選択しますか？