2012年03月23日

マグロ船ができあがるまで 〜建造過程 その10〜






今回は進水式の写真

進水式の進行は、まず命名式が行われます。(1枚目・2枚目の写真)

その後支綱切断の儀式を行います。(4枚目)

この支綱はくす玉に繋がれており、切断と同時に船名を覆っていた幕が外れ、くす玉が割られ、くす玉本体とその周辺から大量の紙テープ・紙吹雪などが舞います。(写真5枚目)

この支綱切断の時に使われる斧(現在ではハンマーや小刀の場合もある)はその艦船ごとに新しく作られます。(3枚目)

日本においては銀の斧を使用することが多いが、これは日本独自のもので、初めて使われたのは1891年巡洋艦、橋立の進水式で使用されました。

銀の斧は古くから悪魔を振り払うといわれている縁起物です。

進水式が終わると、艤装が開始され、それが終了するとようやく竣工し船舶として完成体となります。



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Posted by 促進会 at 09:59 │岩鮪会

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