2010年12月07日

画期的なまぐろ解凍方法について!

みなさん!
昨夜のNHK教育テレビ「極める!」は見られましたでしょうか?
昨日のブログhttp://sokushinkai.da-te.jp/e388121.htmlでもご紹介させていただきましたが、昨夜22時25分より、冷凍まぐろのおいしさそして冷凍方法から解凍の方法についてを科学した番組が放送されました。ゲストは東京海洋大学 冷凍学の権威 鈴木徹教授です。(東京水産大学 食品冷凍学研究室のHP http://www2.kaiyodai.ac.jp/~mwat/
一昨日このお方と一緒にお仕事をさせていただきまして、その際にこのテレビ放送のことをお聞きいたしました。詳しくはこちらをチェックしてください。http://www.nhk.or.jp/etv22/mon/summary.html#vol2


実験では、まず同じ冷凍まぐろの柵をふたつに分け、それぞれをビニール袋に入れ、ひとつは流水の中へ(水温20度ほど)、もうひとつを氷水の中へ(水温0度〜1度ぐらい)入れ1時間後の状態を
見ると言うものでした。そして一時間後、それぞれを見たところ、流水のものはドリップが沢山出ており、身の色はどす黒く、食べてみた感じもパサパサになっており、一方氷水解凍の方は、ドリップも全くなく、色目も非常に綺麗で、食べた感じは生のようなネットリ感も感じることが出来、まさに雲泥の差といった感じでありました。
先生曰く、冷凍のまぐろは−1度から溶け始めるということで、この方法で解凍することによって、まぐろのメト化も防ぐことが出来、まさに今までにない画期的な解凍の方法であるということでありました。

本日、早速会社でも実験をさせていただきましたところ、まさに鈴木教授の言われる通り、解凍のスピードは通常の倍ほどはかかりはしましたが、解凍後の状態はとても素晴らしく、なぜ今まで気が付かなかったのか不思議なくらいでした。
おそらく温塩水での解凍より手間暇もかからなく、一般消費者そして素人の方々にとっても、この方法が一番簡単でわかりやすいのではないかと思います。

昨日、このテレビのこと静岡の業界関係者の方々にも話をしておりましたが、先ほど電話したところ、今日はこの話題で持ちきりだったということです。
ということで、先ほど築地関係者にもPRさせていただいた次第です。
みなさんも是非是非お試しください!


運営専務臼井より


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Posted by 促進会 at 16:32 │促進会本部

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