2012年02月29日
マグロ船ができあがるまで 〜建造過程 その9〜





いざ進水!
進水方法は大きくわけて2種類存在し、
?造船台に乗ったままドックに水を注入して進水とする場合
?造船台から進水台を滑り水面に入水する場合
があります。
新潟造船では前者の船を造船台に乗せたままドックに水を注入して進水するというスタイルです。
進水後は最後の写真のとおり新潟造船敷地内の岸壁に移送され、艤装を施していきます。
〜パート10に続く〜
2012年02月27日
まぐろフェスティバル実行委員会

今日は4/29-30に、いちき串木野市外港で開催されます
「第21回串木野まぐろフェスティバル」の
第4回実行委員会がありました。
今日の協議内容は
イベント内容、予算案、役割分担等でした。
遠近から来てくださるお客様に
少しでもまぐろの良さを理解していただき、
喜んでいただけるイベントを
少ない予算の中で毎年手作りで
開催しているため
実行委員の方から活発な意見が出ました。
今年は
振る舞い寿司(先着1,000名)
サスケオールスターズ
真木ことみ歌謡ショー
薩摩剣士隼人ショー・・・
などなど盛りだくさんです。
順次決まっていくイベントの内容等は
いちき串木野ホームページ
http://www.city.ichikikushikino.lg.jp/update/474.asp
今流行のご当地ヒーロー
薩摩剣士隼人は
http://hayatoproject.com/
をご覧下さい。
鹿児島まぐろ同友会
羽根田
2012年02月27日
2012年02月23日
濱幸水産(株) HP
皆様、こんにちは!
弊社のHPがある程度完成いたしましたので!
興味のある方は、ご覧ください。
HPアドレス http://hamakou-suisan.co.jp/
今後も沖底船のライブカメラ中継・乗組員・家族専用のサイトなどなど検討中です。
弊社のHPがある程度完成いたしましたので!
興味のある方は、ご覧ください。
HPアドレス http://hamakou-suisan.co.jp/
今後も沖底船のライブカメラ中継・乗組員・家族専用のサイトなどなど検討中です。
Posted by 促進会 at
14:08
2012年02月20日
続・なにやってんだ気仙沼!!

たったいま、古くから付き合いのあった取引会社の二代目社長が事業の断念、廃業の挨拶に来られた。
彼の会社は私たち漁業会社そして地元水産加工会社への資材供給がメインであった。
皆さまご存じのとおり、気仙沼の水産加工会社は今回の津波により工場は全壊、未だその土地の嵩上げや市の復興計画も不透明ななか、工場の再建、事業再開の目途も全く立っていない会社が多くを占めている。
このまちの再建には、基幹産業である漁業そして水産加工会社の再開再建がカギとなっていることは言うまでもない。
しかし、いつまでたってもこのスピードである。
私たち基幹産業に従事する方々の民意を無視した格好で、今日も地元企業が中心となり、ちんたらちんたらと復旧作業が行われている。

本当にこのまち、そしてこの宮城県というのは水産業の復興について本気で考え、行動していると言えるのだろうか?
気仙沼にもやっと橋が架かる。それはそれで素晴らしいことである。しかし、いま真っ先に取り組まなくてならないのはこの橋なのであろうか?高速道路なのであろうか?防潮堤という名のコンクリートの塊をつくることなのであろうか?
私たちには全くもって理解不能である。
どこの商売も同じだが、私たちの会社は自らの力だけで成り立っている会社などない。取引をしてくれる関係各社がいて、はじめて成り立っている。
元々資本力の少ない、斜陽産業であった我が業界の仲間たちに、果たしてどこまでこの厳しい難局を耐えきれる余力が残っているのであろうか?
いまは時間との勝負だというのに、いつを目標にして、どのような計画のもと、この復旧作業を進めて行こうとしているのか?私たちには全くわからない。。。
唇を噛みしめながら言った彼の事業断念の言葉が、いまも耳に残っている。。。
親父さんが亡くなったあとも、家族そしてその会社のカンバンを必死に守ってきた彼にとって、事業断念の決断を出すことはどんなに辛いことだったんだろう。
私には亡くなった先代社長が彼の隣に居たように見えた。。。
昨日の新聞を見ると、この気仙沼市だけでも震災後約4000人の方々が市外へと流出してしまったそうだ。
そして来月はいよいよ中学高校の卒業の月となる。
ハローワーク曰く、今期は9割以上の生徒がこの気仙沼圏外へと進学そして就職するそうだ。
もう彼らでは無理だ。
頼む。誰でもいい。
一日でも早くこのまちを救ってくれ。
2012年02月16日
震災復興支援金 大水へ! 鹿児島
昨年末に鹿児島市で開催しました
生産者直売会の益金の一部と
お客様から募金箱に頂いた全額を
昨日、大日本水産会の白須会長へ直接手渡して来ました!
白須会長は本会のこの活動内容に感心されていました。
あれからもう一年・・・
一昨日気仙沼へ行ってきましたが、
まだ完全復興までの道のりは険しいです。
一日も早い復興を!
これからも応援するよ!
鹿児島まぐろ同友会
羽根田
2012年02月15日
マグロ船ができあがるまで 〜建造過程 その8〜





(1)プロペラ
プロペラまわりの写真です。
塗装も施され、いよいよ完成です。
(2)アンカー
アンカーの写真です。
(3)ビルジキール
ビルジキールの写真です。
この船は高さが従来の船より高いため、横揺対策としてビルジキール幅を限界まで広くし横揺れ低減を図っています。
(4)全体写真1
(5)全体写真2
~パート9に続く~
2012年02月10日
魚町ッぁもどっぺす!!

魚町ッつぁもどっぺす!!
このポスター、先ほど魚町の大先輩からいただきました。
魚町は云わば気仙沼の原点!!
人が集まり、そこに住み、魚を釣って、河岸が出来、その魚を売買し、様々な産業がここから生まれてきた。
銛が釣竿になり、もっと魚を釣るために舟に乗り、もっともっと魚を釣るために沖へ沖へと出ていき、それが今日の漁船漁業を造ってきた。
船を整備するひと、食料を積むひと、資材や油を積むひと、魚を買うひと、その魚を加工するひと、そして遠くへと運ぶひと、気仙沼にはそんな生業の方々が沢山いた。
まだ間に合う、いまなら間に合う!
このまちを造ってきたのは決して行政などではない!
間違いなく私たち民間が造って来たのだ!!
早く戻ろうあの場所へ
早く戻ろうあの活気ある時代へ
2012年02月09日
2012年02月07日
感謝!!
写真は東沖で獲れた袖長マグロの刺身です。
日曜日入港した35開洋丸からいただいたものです。
さっそく今日、刺身で食べてみました。綺麗な色でしょ~ほんのり脂が乗り、ドリップも出ません。
個人的にはゆず胡椒で食べるのが好きなのでまずは、一口。やっぱうめ~の一言につきます。
海に感謝!魚に感謝!そして乗組員にもっと感謝。 御馳走様でした。

2012年02月05日
おかえり!!新人漁師 近藤君
近藤君が1航海(113日)を終え無事八戸へ帰ってきました。
「船はどうだった?」と聞くと以外にも「楽しかったです

なんと1航海で13kgも痩せたそうですよ。顔見るとそうでもないような?
でも元気な笑顔が見れて、ひとまず安心です。お疲れ様でした。仕事も覚えるのが早いようで次航海も楽しみにしてますよ。
さて明日は御両親と久々の対面。たくましくなった息子を見て親の気持ちというのはどう感じるんでしょうかね~
2012年02月03日
マグロ船ができあがるまで 〜建造過程 その7〜





今回は塗装編です。
(1)船底塗装
マグロ船は赤と白のツートーンカラーです。
船底~満載喫水線までは赤、満載喫水線より上部は白となります。
写真は船底カラーの赤を塗りはじめたところです。
※喫水とは…喫水または吃水(きっすい)とは船舶が水上にある際に船体が沈む深さ、すなわち船体の一番下から水面までの垂直距離のことである。なお、水面に接する分界線のことを喫水線(きっすいせん)という。船の積み荷を増やすと喫水は深くなり喫水線も上昇するが当然その分沈没する危険性が高まるため船に載せられる積み荷の限界を記した満載喫水線(まんさいきっすいせん)が船体中央部の両舷に表示されている。
(2)左舷側船体塗装
左舷側の船体塗装です。
一度全体を赤に塗ったあと、その上から白を塗っていきます。
(3)右舷側船体塗装
こちらは右舷側です。
塗装は何度も重ね塗りしていきます。
ちなみに今回マグロ船に使われる塗料は低燃費型船底塗料を使っています。
この塗料は平滑性を高めることで、摩擦抵抗値を低減させる効果があり、従来塗料より約3%の燃油削減効果が期待できます。
(4)レーダーマスト塗装
船のレーダーマストの塗装です。
(5)煙突塗装
船の煙突パーツの塗装です。
~パート8に続く~
2012年02月03日
焼津漁協さん、ありがとうございました。
2月1日に35開洋丸、焼津へ入港し入札水揚げをいたしました。東沖操業船では入札船1番船となりました。
入札、水揚げ共に順調にいき、焼津漁協さん 有難うございました。
また次航海も頑張ってきます。
(写真は八戸へ廻航風景、富士山をバックに撮ってみました!!)