2011年02月15日
マグロの選別
マグロは水揚げの際、買人の手によって、種別・品質などに細かく選別をされ、各仕向地に送られていきます。この写真は選別用出刃包丁にて脂の乗り具合や身の品質、色目などをチェックしている様子です。
簡単に説明をすると、水分の多い魚は氷のように固く刺さりにくくなり、逆に脂がある魚は氷のように固くならず比較的刺さりやすくなるわけです。
また解凍した時(刺身にした時)、鮮やかな赤身、きれいなピンク色になるものかどうかを見定めているわけです。熟練した人であると、マグロが吊り上ってきた時点で血抜き処理がしっかりと出来ている魚か、どこの漁場で何月頃に獲られた魚なのかが瞬時に判別できてしまいます。
それぞれ持ち場持ち場の役割!
その道を極めたプロフェッショナル!
若い人たちも先輩たちの技術を引き継ごうといま一生懸命頑張っております。
こんな人たちがたくさんいる我が日本のマグロ業界!
魚を届ける私たち漁師もまだまだ負けるわけにはいきません!
Posted by 促進会 at 11:07
│宮城北かつ経営研究委員会