2011年11月21日
ICCAT終了!
トルコ・イスタンブールでおこなわれたICCAT年次会合が終了しました。
今回のICCATは、最後まで静かな雰囲気で、クロマグロの議題がないとこうも違うんだなあと思いました。やはりICCATはクロマグロの会議なんですね。
偶発的混獲種の海鳥について、新たな規制が導入されることになってしまいました。
(2013年7月から適用)
これまでのトリラインに加え、S25以南の大西洋水域では、加重枝縄、夜間投縄、この3つから2つを選択しなければなりません。操業に支障が出なければいいのですが・・・
来年はクロマグロの資源評価の年。ここ数年のクロマグロの好調な漁獲が資源回復を証明していると思います。SCRSでいい解析結果がだされ、本会議において増枠の決定がなされることを期待しています。
ミナミマグロ・クロマグロ、漁獲枠を決めてもそれを守らないあるいは無視するような国があっては意味がありません。日本は世界最大の消費国として、輸入管理を強化し、資源管理をさらに実効性のあるものにしていかなければならないと思います。
いまこそ 見せましょう! 消費国の力を
会議出席の政府代表の方々、業界団体関係者のみなさん、
ほんとうにお世話様でした。 そして、お疲れ様でした m(__)m
上の写真は、事務局長メスキさん(左)と議長のファビオさん(右)のケーキカット。ファビオ議長はカメラ目線ですね。今回の議長交代を記念しての事務局の配慮だそうです。 そして、中段の写真はボスポラス海峡。とてもきれいなところでした。
Posted by 促進会 at 15:30
│促進会本部